君の名は。
みなさんこんにちは(^o^)/
愛知県一宮市・稲沢市を中心に
自由設計×高性能×低価格な注文住宅を建築している細田建築です。
突然ですが、皆さんこの道具の名前をご存知でしょうか?
一家に一つはあると思う道具ですが、実はいろいろな呼び名があります。
①メジャー
一般の方はこの呼び名が多いのではないでしょうか。
②スケール
建築現場などで良く聞く名称です。私もこの呼名を使っています。
③コンベックス
聞いた事がない人もいるかも?以前、知り合いの建築士の方はこのように呼んでいました。
さて、3種類も呼び名があるこの道具。
一体どれが正しいのでしょうか?
気になって調べてみました!!
①メジャー
英語のmeasureは動詞「測る。測定する。」名詞で「測定器具。物差し」という意味があります。
日本でメジャーというと、体のサイズを計測する布や樹脂製のテープに目盛が振ってあるものを指す事が多いです。
②スケール
スケールはメジャーの別称で、日本以外ではあまり使われていません。
英語のscaleは「目盛、定規、縮尺」という意味があり、英語圏ではキッチンスケールやウェイトスケール(体重計)など重量を計測するものに用いられるのが多いです。
日本では製図の時に使われる「三角スケール」と呼ばれる縮尺定規を使うので、建築現場などで定規や巻き尺を「スケール」と呼ぶ由来だと考えられています。
③コンベックス
コンベックスとは、メジャーの一種で特徴として薄い金属製の凸型に湾曲した断面を持つテープ部分と、テープ先端に取り付けられた爪があります。
JIS規格では「直立性に優れた巻尺」と定義されており、巻き取りができる柔軟性と直立性を確保した金属製の巻き尺のことを指します。
英語のconvexには計測や測定といった意味は無く、「凸状の」という意味を持ちます。
以上を踏まえてみると②・③が使い方としては正しく、正式な名称としては③のコンベックスが正しいようです。
皆さんは何と呼んでいましたか?
これからは、「ちょっとコンベックス取って~。」とドヤ顔で言ってみましょう。
きっと8割方の人に、「何それ?」と言われる事間違いありません。(笑)
The author
施工管理
小森 将弘Masahiro Komori
施工管理を担当させていただいている、小森と申します。皆さまの夢が詰まった家づくりを、お施主様と業者さんとの架け橋としてお手伝いさせていただいています。「建てて良かった。」と思える家づくりを目指していきますので、宜しくお願い致します。