ウッドデッキと縁側
みなさん、こんにちは!
愛知県一宮市&稲沢市を中心に
自由設計×高性能×低価格な注文住宅を建築している細田建築です(^^)/
今日はエクステリアで代表的なウッドデッキについて、よく似てるけどちょっと違う縁側についてです(*^^*)
ウッドデッキ
ウッドデッキとは、室内から庭へと続く「木製もしくは木製風の床」を指します。
リビングを延長した開放感のあるアウトサイドリビング、
家にいながら「愉しむ」「寛ぐ」暮らしが、家づくりの主流となりつつあります。
家族や友人が集まりバーベキューをしたり、洗濯物を干したり、子どもの遊び場、外カフェ…など
様々な使い方、過ごし方ができます。
縁側
縁側は、日本建築独自のものであり、大きく分けて「濡れ縁」「くれ縁」「落ち縁」があります。
実家のおじいちゃんの家にある、和室続きの縁側、窓の外でちょっと腰掛けてお茶を飲む縁側…
様々なイメージの縁側があります。
濡れ縁(外縁)
雨戸やガラス戸の外にある縁側のことを指します。雨が降れば濡れてしまうことから「濡れ縁」と呼ばれます。ウッドデッキと同様に、庭に面して設置されることが多く、腰をかけて休んでみたり、お茶を飲んだりするスペースとして活用するのが一般的です。
くれ縁(内縁)
戸によって外と仕切られた縁で、部屋と屋外の間にある通路のようなスペースをくれ縁と呼びます。多くは板張りになっていて、屋根の内側にあり、雨に濡れることはありません。椅子や机を置いてくつろぎスペースとして利用できるほか、庭から洗濯物を取り込んでたたむスペースとしても活用できるなど、何かと便利な場所です。
落ち縁
濡れ縁の中でも床面より一段低く作られた縁側が落ち縁です。雨戸やガラス戸を開けても外から水や泥が入ってこないように工夫されているのが特徴です。一段低い視点となるため、室内とは違う見え方になるところに風情を感じることができます。
縁側は、家の中でもなければ、完全な外でもないというようなあいまいな空間で、
その空間自体に昔ながらの風情を感じられる、どこか懐かしい、そんな空間です。
もしかしたら、縁側が住まう人の暮らし方に合わせて変化して、ウッドデッキが家づくりに入り込んできたのかもしれないですね。
今月は現場販売会を開催いたします。
様々なウッドデッキの在り方がご覧いただけ、また、そのままその家を購入することも可能です。
The author
家づくりアドバイザー
内藤 浩子Hiroko Naito
私の家づくりの思いは、あるべきところにあるべき収納のある「住みやすい=ストレスを感じない」プランをご提案し、ご家族のみなさまがずっと笑顔で暮らすことです。アイロンをリビングでかけるのであればリビング内にアイロンを置くスペースを、スーツをリビングで脱ぐのであればリビングにクロークを。暮らすイメージがそのまま「形=家」となることで、自分たち家族が快適に暮らせる、世界にたったひとつの家が誕生します。そんなご家族一人ひとりのライフスタイルに合わせた家づくりを一緒に考えていきます。