天井におすすめ!木目柄の壁紙(クロス)の選び方
みなさん、こんにちは!
愛知県一宮市&稲沢市で
自由設計×高性能×低価格な注文住宅を建築している細田建築です(^^)/
天井に木目柄の壁紙(クロス)を張っておしゃれな空間に
近年、人気が高まっている“天井に木目柄の壁紙を張るスタイル”。
天井に木目柄の壁紙を張ることで、空間のアクセントとなり高級感が増し、おしゃれな空間になります。
日本は森林が多く、木は古くから様々な形で私たちの生活に関わってきました。
木に親しみ、木の持つ「風合い」「温かさ」「ぬくもり」などを好む方が多いのはそのためだと思います。
木目柄の壁紙はデザインや色味が豊富で、ナチュラルスタイルはもとよりヴィンテージ・シャービーなど
幅広いインテリアスタイルの空間のアクセントとしてコーディネートが可能です。
今回は、天井に適したおすすめの木目柄の壁紙と選び方をご紹介します。
本物の木材と木目柄の壁紙の違いとは?
本物の木材を天井に張ると、あたたかみと落ち着きが増し、空間に重厚で高級なイメージを与えてくれます。
雰囲気にこだわりたい方や木材の経年変化を楽しみたい方は、板張りの天井がおすすめです。しかし近年は
ウッドショックと呼ばれる木材価格の急騰が起こり、コスト高になる可能性があります。
一方、木目柄の壁紙は、本物の木材と比べ安価。コスト面で採用しやすいメリットがあります。また、最近では優れた印刷技術により
本物の木材のようなリアル感が表現され、木目のデザインや色味のバリエーションが豊富です。
木目柄の壁紙(クロス)はどれも同じ?天井施工に適した壁紙を選ぶポイント
一般的に天井の壁紙を選ぶ際のポイントです。
●壁紙は生地が厚く、表面にエンボス(凹凸がある)があるタイプがおすすめ
天井は照明が近いため照明による凹凸の影がつきやすく、壁紙の生地厚が薄いものだと下地の凹凸が目立ちやすい傾向があります。
そのため、生地が厚い壁紙を選ぶことで下地の凹凸が目立ちにくくなります。加えて壁紙表面にエンボス(凹凸がある)のあるデザインを選ぶと
さらにジョイント(壁紙と壁紙のつなぎ目)も目立ちにくくなります。
●照明器具を確認する
天井の壁紙は照明器具によって、見え方(明るさ)が変わってきます。
●どのような空間にしたいかイメージをすること
天井の壁紙を選ぶ時だけでなく、全てにおいても空間全体のイメージを考えることは大事なポイントになります。
イメージができると、その後の壁紙や床材などの商品選定がスムーズになります。
例えば、木目柄を選ぶとしましょう。「すっきりモダンな空間にしたい」場合は、節がないシンプルで繊細な表情のもの
(柾目)がイメージに合います。
またその場合、明るさも重要になります。明るい空間にしたいのか、それとも落ち着いた空間にしたいのか、それによって選ぶ木目柄の色の濃さも異なってきます。
一方、「素材感あるワイルドな空間にしたい」場合は、節が強調された粗削りな表情のもの、木目がはっきりしたもの
(板目)がイメージに合います。
この場合も前述同様、空間の明るさも重要になります。
節がないシンプルな木目柄
素材感ある木目柄
イメージする空間によって、合わせる壁紙の木の表情、色、明るさも異なります。
壁紙選びを始める前に「どのような空間にしたいか?」イメージしておくことがとても重要です。
天井におすすめ!木目柄の壁紙(クロス)のご紹介
天井に張ってもきれいに仕上がる木目柄の壁紙をご紹介します。
仕上りを考慮し壁紙には厚さを持たせています。既存の壁紙を剥がし新しく壁紙を張る際に、下地の凹凸が目立ちにくくリフォームにも適しています。
いかがでしたでしょうか。
天井の壁紙にもこだわって、コーディネートを楽しんでくださいね。
ぜひ、お部屋づくりの参考にしてください。
※画像 (株)リリカラ
The author
インテリアコーディネーター
三輪 利江Rie Miwa
私自身3人の息子を持つ母親としての経験を活かして、いつまでも愛着の持てる家づくりと、住む方の物語を込めたデザイン、お客様の生活の質を向上させる住空間を目指しています。お客様と共に笑顔あふれる家づくりのお手伝いをさせていただきます。お気軽にご相談ください。