待機電力について豆知識
みなさんこんにちは(^o^)/
愛知県一宮市・稲沢市を中心に
自由設計×高性能×低価格な注文住宅を建築している細田建築です。
高騰している電気代、以前のブログでは契約プランの見直しについて触れていましたが、今回は待機電力についていきたいと思います。
まず、待機電力とは?という所ですが、正式名称は「待機時消費電力」と言います。
電化製品本体を使っていなくても、コンセントを挿しているだけで電気代が発生しているということです。
コンセント(電源)に繋がって、いつでも使える様に待機している間に消費されている電気代です。
電子レンジや炊飯器、携帯の充電器など。
使っていないときでもコンセントを挿したままではないでしょうか。
意外に知らない所で、待機電力は消費されているのです。
一般家庭で特に消費量が多いものをいくつかご紹介します。
第一位
外付けモデム・ホームゲートウェイ機器
これは、なるほど!と思いました。確かにずっとコンセントに繋いだままで、かつ、常にネットワークに接続されているので電力がかかる訳です。
第二位
ガス給湯器
お湯を沸かすのはガスでも、操作や温度測定には電力が必要で、状況によってすぐ湯沸かしを開始出来る様に常に準備している為待機電力が高くなってしまう様です。
第三位
パソコン・ネットワーク機器
コチラも、第一位と同じ様な理由で常に回線が通っているので待機電力が高めです。
電話やFAXなどもパソコン程では無くてもそこそこに電気代がかかるそうです。
第四位
充電式掃除機
これは、最近人気のコードレスタイプの掃除機やルンバ等のロボット掃除機になります。
昔からある本体からコードが出てくるタイプは、使っているときだけコンセントを挿すので当てはまらないのですが、コードレスタイプやロボット掃除機の場合は充電ステーションがあるので、それが意外にも電気代をかけています。
確かに、使っていない時も充電完了してもコンセントはずっと挿したままですよね。
待機電力を減らす為には、使わない電化製品のコンセントを抜いたり、タップ付きであればOFFにしておくと良いです。
長期で旅行に行かれたりする場合はブレーカーを切るのが一番手っ取り早いです。
ですが、物によっては電源を切らない方が良い電化製品もあるので要注意です。
その中の一つにエアコンがあります。
全く使わない部屋だけど念のためエアコンを設置しているという状態であれば、コンセントを抜いておけば良いのですが、通常使っている部屋でコンセントを「抜いて」「挿して」と使うのはあまりよくありません。
大体のエアコンは、「コンセントを挿した後、しばらく運転させないでください。」と注意書きがあります。
コンセントを挿してすぐだと、内部の冷房が上手く循環できず温度が調整できないばかりでなく、エアコンを痛めてしまう事にもなってしまいます。
また、結構有名ですがエアコンはこまめにON/OFFを切り替えるよりも、ずっと続けて使用している方が電気代は安いです。
次に、先程ご紹介したモデムなどの機器やテレビ・レコーダーがあります。
これらは、コンセントを抜いてしまうと内部の配信情報などがリセット状態になってしまう為です。
コンセントを挿す度に読み込みのし直しをするとその分電気代もかかってしまうのです。
小さなことでも、積み重なることで大きな物になっていきます。
資源エネルギー庁の報告によると一世帯当たりの年間待機電力は約6000円だそうです。
塵も積もれば何とやら。
節約できたお金で外食やプチ贅沢をするのも良いですね。
みなさんも、今日からちょこっと意識を変えて節電してみてはいかがでしょうか。
The author
施工管理
小森 将弘Masahiro Komori
施工管理を担当させていただいている、小森と申します。皆さまの夢が詰まった家づくりを、お施主様と業者さんとの架け橋としてお手伝いさせていただいています。「建てて良かった。」と思える家づくりを目指していきますので、宜しくお願い致します。