電気配線のオススメ小技
みなさんこんにちは(^o^)/
愛知県一宮市・稲沢市を中心に
自由設計×高性能×低価格な注文住宅を建築している細田建築です。
先日、上棟が終わり少し経った現場で、電気打ち合わせをしてきました。
お客様とコンセント・スイッチボックスの位置を一つずつ、図面と照らし合わせながら確認をしていきました。
仕様打ち合わせの中で、コーディネーターとスイッチやコンセントの位置等を決めて頂いているのですが、今回は今まで建てて下さったお客様の工夫で良いなと思った小技をご紹介します。
まず最初は、最近増えてきているEV自動車に向けての工夫です。
EV自動車を充電する為には、200Vの専用回路を準備する必要があります。
外部には写真の様な外部コンセントが取り付き、充電専用のコンセントを挿す事でEV自動車の充電をすることができます。
実はコレ、誰にでも使えてしまうのです・・・(゚д゚)!
不在の時に、誰かがコンセントから電源を拝借して・・・なんて事も。
滅多にないとは思いますが、あり得ない話ではない所が怖いですよね。
そんなときは、こちらの鍵蓋付きタイプでロックしたり
室内にスイッチを設ける事で自分達が使わない時はOFFにしてしまいましょう。
電気泥棒は許しません!
外部続きではコチラ
右側の物はジョイントボックスと言って、外部に電気配線を出す場所のカバーになります。
外部に電気配線なんているの?
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、意外にあると便利&用意して良かった。と思うときがくるのです。
それはズバリ外構のときです。
家づくりを考える上で、家の間取りや外観は勿論ですが、外構まで最初に決めて打ち合わせを進めていく方は、正直少ないです。
住宅のことで手一杯となり、外構のことまではまだ考える余裕がない。といったところでしょうか。
住宅の打ち合わせが終わり、工事が始まります。
やっと外構のことに手を出せる。
と考えたときに、意外と電気配線って欲しくなるんですよね。
例えば、門柱や表札、庭を照らすために照明を付けたいとき。
最近、物騒なので防犯カメラを付けたいなーというとき。
どれも電気配線が必要になってきます。
後から用意できないことはないですが、先に仕込んでおく方が外壁や室内も傷めず、防水の仕舞いも良いのでオススメです。
お次はTVや書斎のカウンタ―等のケーブルをスッキリさせる工夫です。
コチラは壁掛けTV用に下地を用意しているのですが、TV用のコンセントや有線LAN、中央右に見えるのはHDMI端子が仕込んであります。
下のデッキボードの中に壁を通じてケーブルが繋がっており、レコーダー等からの配線が見えない様に工夫されています。
書斎のカウンターも、コンセントをカウンタ―の下に用意してカウンタ―に穴を開けておけば、PC作業のときも配線は下に隠すことができます。
そうすることによってカウンタ―上がスッキリとしますよね。
最後にルンバ用のコンセント位置です。
角度で見づいのですが、一番左の小スペース。
何と、ルンバの収納場所になるのです。
階段下のスペースを超有効活用しています。
コンセント位置も、実際に使われているルンバセットを持ってきていただいて位置を決めました。
奥行きも、奥過ぎると設置などのときにやりにくいかも。ということで浅めにしてたりします。
皆さんは、どのような暮らしを想像できていますか?
楽しい時も大変な時もある家づくり。
間取りやオプションのアレコレだけでなく、実際に暮らしているイメージを持って配線の位置も気にしてみると意外な気付きがあるかもしれません。
The author
施工管理
小森 将弘Masahiro Komori
施工管理を担当させていただいている、小森と申します。皆さまの夢が詰まった家づくりを、お施主様と業者さんとの架け橋としてお手伝いさせていただいています。「建てて良かった。」と思える家づくりを目指していきますので、宜しくお願い致します。