補助金を利用して家計に優しく!
みなさんこんにちは(^o^)/
愛知県一宮市・稲沢市を中心に
自由設計×高性能×低価格な注文住宅を建築している細田建築です。
ここ最近の物価の値上がりにウンザリしている方も多いと思います。
かくいう私もその中の一人です・・・。
値上がりによって家計が圧迫されていく中、家づくりを考える上で資金計画は今まで以上に大切なものになってきました。
家を建てたいけど、これからもっと物価が上昇するのかも。と考えたらこの先、生活ができていけるのだろうか。
夢のマイホームを建てたはいいけど、月々の支払いのために節約・倹約を続けるのはどうなんだろうか。
無理をして家づくりを先行してしまうと、その後の暮らしが果たして豊かなものになるのでしょうか。
家づくりは、家を建てたらゴール!ではありません。
その新しく建てた家に暮らし続けていく、新たなスタートとなるのです。
だからと言って、予算に余裕を持たせるためにやりたかったオプションを諦める。というのは味気ないですよね。
そんな時は、補助金を利用することを視野に入れてみて下さい。
補助金にもいくつか種類があります。
その中から今回は「こどもエコすまい支援事業」についてご紹介します。
この「こどもエコすまい支援事業」は、昨年度にあった「こどもみらい住宅支援事業」の続編です。
名前と内容が少し変わっていますが、内容は似たようなものです。
申請すると新築工事で最大100万円の補助金を受ける事ができます。
前回の「こどもみらい住宅支援事業」は60万 or 80万の補助だったので、今回はさらに金額が上がっています。
まず、重要なのは支援対象です。
条件としては
①子育て世代:2004年4月2日以降に出生した子どもを有する世帯
(令和5年3月31日までに建築着工する住宅においては2003年4月2日以降)
②若者夫婦世代:申請時点において夫婦であり、いずれかが1982年4月2日以降に生まれた世帯
名前に「こどもエコすまい」とありますが、まだ子供のいない若者世代も対象になっているのは嬉しいですね。
住宅に対して、以下の様な条件がいくつか定められています。
①所有者(建築主)自らが居住する事。
②住宅の床面積が50㎡以上。
③ZEHレベルの高い省エネ性能を有する事。
③に関してですが、ZEH相当の性能があると証明できれば良いので必ずしもZEH住宅である必要はありません。
長期優良住宅の認定通知書やBELS評価書、設計性能評価書等が証明書として使用できます。
これらの証明書で、ZEH基準である「強化外皮基準に適合し、再生可能エネルギー等を除き、基準一次エネルギー消費量から20%以上の一次エネルギーが作戦される性能を有する住宅」であることの証明ができます。
この「こどもエコすまい支援事業」の申請時期については
①工事請負契約の日付に制限はないが、工事着工までに契約を締結すること。
②工事出来高である基礎工事完了を遅くとも2023年12月31日までに行い、交付申請を行うこと。
③基礎工事より後の工程の工事への着手を令和4年11月8日以降であること。(工事請負契約は必ず済ましておくこと)
①は勿論、しっかり契約してから着工してね。ということです。
③はすでに工事を進めている方でも、基礎工事完了後の工事を令和4年11月8日以降にしたと証明できる場合は申請対象にすることができます。
②が結構重要な点でして、この補助金の申請には実際に工事を進めて基礎工事を完了させる必要があります。
どういうことかと言うと、着工前では申請が出来ないということです。
基礎工事を完了させて、写真と共に補助金の申請を行うのです。
そこで何が起こるのか・・・。
それは、基礎工事が終わって申請を進めてみるとすでに補助金受付が終わっている。という可能性があるのです。
この補助金は国からの支援として行われており、もちろん予算上限があるので仕方ないことですがショックですよね。
参考までに、前回の「こどもみらい住宅支援事業」は令和4年の11/28に予算上限に達しました。
期限が12/31だったので、案外申請期限の1カ月前まで申請枠が残っていたのが意外でした。
今回は補助額が大きいのでもっと早く終わるのかもしれません・・・。
条件に当たるのであれば、100万円という決して安くない額の補助を受けられるので、一度調べてみてはいかがでしょうか。
また、補助金は「こどもエコすまい支援事業」だけではないので、対象外の方も自分の条件に合った補助金を探してみると、お得に家づくりを進めることができます。
The author
施工管理
小森 将弘Masahiro Komori
施工管理を担当させていただいている、小森と申します。皆さまの夢が詰まった家づくりを、お施主様と業者さんとの架け橋としてお手伝いさせていただいています。「建てて良かった。」と思える家づくりを目指していきますので、宜しくお願い致します。