打ち水の効果とは?
みなさんこんにちは(*^^*)
愛知県一宮市・稲沢市を中心に
自由設計×高性能×低価格な注文住宅を建築している細田建築です。
地球温暖化やヒートアイランド現象が問題になっているため、地球に優しい暑さ対策として打ち水が改めて注目されています。
打ち水を行うことにより、水が蒸発する際の気化熱の働きで周囲の温度を下げることができます。
ヒートアイランド現象の原因の1つは、道路などのアスファルトやコンクリートの中に熱がたまり、気温が下がりにくくなることなので、アスファルトやコンクリート中の蓄熱を減らすことができる打ち水は、ヒートアイランド現象対策としても有効なのです。
また、水が地表にある状態にすると地面の気温が上がりにくくなり、濡れた地面を通る風も冷やされて涼しくなります。
水が蒸発する際、打ち水をした場所の気圧が上がり、空気が流れることで風が生まれる効果も期待できます。
ただし、日なたの熱い地面に打ち水をすることは避けなくてはなりません。
水がすぐに蒸発して打ち水の効果が少ないだけではなく、ただ湿度が上がるだけです。
打ち水は基本的に日陰で行うことで効果を得られる事ができ、気温が上がっていない朝や気温が下がり始める夕方がおすすめです。
朝方の打ち水は午前中のエアコンの使用頻度を下げ、夕方の打ち水は夜の暑さを和らげます。
打ち水の効果を活かすことによってエアコンの利用を減らし、節電をしつつ、快適に夏を乗り切りましょう。