無垢床の仕上げ塗装について
みなさん、こんにちは!
愛知県一宮市&稲沢市を中心に
自由設計&高性能な注文住宅を建築している細田建築です(^^)/
今日は無垢床の仕上げ塗装についてお話します。
フローリングを保護し、耐久性を高める塗装
天然木のフローリングを検討する際、樹種と一緒に考えたいのが、塗装や加工といった仕上げです。
フローリングの美しさを高める鍵は、適切な塗装・加工方法の選択にかかっていると言えます。塗装済みの製品を
出しているメーカーは多いので、塗装の特性を十分に理解したうえで比較していきたいですね。
フローリングの塗装方法は、木材に塗料を浸透させるか、表面に塗膜を張るか、の2種類に分けられます。
オイル塗装
浸透系で代表的な塗装方法です。木に油分を浸透させることで、木の表情を浮かび上がらせます。
木の表面に塗膜をつくらないので、肌触りや質感は木そのもの。木の調湿効果を妨げることもありません。
日焼けによる色の変化や、磨耗することで生まれる自然なツヤなど、経年変化を楽しみたい方にもおすすめです。
一方、 塗膜がない分、傷やシミがつきやすいというデメリットもありますが、サンドペーパーで削るなど部分的な補修が可能です。
ウレタン塗装
塗膜系で代表的な塗装方法です。ウレタン樹脂を主成分とした塗料を用いて表面に強固な塗膜を張ることで、
フローリングを保護します。メリットは耐摩耗性や耐久性に優れていることで、また湿度や乾燥などの環境の影響を受けにくく、
オイル塗装に比べてメンテナンスが容易です。ただし、表面に塗膜を張るので木の調湿効果は期待できません。
ツヤがかっているものが主流ですが、近年では光沢を極力抑え、オイル塗装のような仕上がりにできる塗装も登場しています。
家づくりの際の参考にしてみてください(^^)/
The author
CADオペレーター
尾﨑 美香Mika Ozaki
お客様の夢がいっぱい詰まった間取りをお預かりし、どんなお家ができあがるのかわくわくしながら図面を作成しています♬お客様の家づくりへの想いが、家を建てる職人さんへしっかりと伝わるように、一つ一つ丁寧に見やすい図面を心がけ、お客様の希望通りの家が建つように“誠心誠意”お手伝いさせていただきます。