間口5.57mの家
愛知県一宮市&稲沢市を中心に
自由設計×高性能×低価格な注文住宅を建築している細田建築です(^^)/
さて、間口5.57mとは?
土地の間口は、接道している前面道路と土地の接している長さを指します。
間口の長さの確保が難しい土地に家を建てる場合、隣との距離はどれぐらい離すのか
民法第234条
隣地境界との距離については、民法第234条で、建物を築造する場合は、建物を境界線から50cm以上離すことになっています。
※50cmとは建物の外壁から境界線までの最短距離であって、屋根や軒からの距離ではありません。
しかし、現実的に解体・建築を考えていくと・・・
解体や建築時の足場を掛け、
また、住み始めてからの給湯器の交換や数十年後の外壁メンテナンスなど
隣地の方への配慮が必要な場面も多く出てきます。
お互いに住みやすい、迷惑を掛けにくい隣地との距離、700㎜は確保していきたいのが現実です。
それを考慮して、間口5770㎜の敷地に
「4.095m×9.1m(延床10.7坪)+ロフトのある家」を建てました!!
どうやって採光を取り入れていくか・・・
どうやって空間を確保していくか・・・
たどり着いた結論「まねき屋根」
屋根の長さを変えることで、小屋裏空間が広がります。
小屋裏にロフト+窓を設計することで、中2階の明るい空間のある暮らしにが可能に。
また、勾配天井仕上げにすると開放的な空間を感じる暮らし方や
屋根の切り替えている外壁部分に窓を設計することで採光や通風を取り入れることも可能!
家づくりは、土地の形状を利用して、空間設計から屋根の形状設計など、ありとあらゆる条件
すべてが結びついて快適な暮らしが実現します。
これからの家づくりの参考にしていってください( *´艸`)
The author
家づくりアドバイザー
内藤 浩子Hiroko Naito
私の家づくりの思いは、あるべきところにあるべき収納のある「住みやすい=ストレスを感じない」プランをご提案し、ご家族のみなさまがずっと笑顔で暮らすことです。アイロンをリビングでかけるのであればリビング内にアイロンを置くスペースを、スーツをリビングで脱ぐのであればリビングにクロークを。暮らすイメージがそのまま「形=家」となることで、自分たち家族が快適に暮らせる、世界にたったひとつの家が誕生します。そんなご家族一人ひとりのライフスタイルに合わせた家づくりを一緒に考えていきます。