地盤改良について
みなさんこんにちは(^o^)/
愛知県一宮市・稲沢市を中心に
自由設計×高性能×低価格な注文住宅を建築している細田建築です。
今回は家づくりのスタートとも言える、地盤改良についてお話していきます。
地盤改良とは、建築物を建てる地盤の安定性を保つために人工的な改良を加える事です。
主に、①表層改良工法 ②柱状改良工法 ③鋼管杭工法の3つがあります。
事前に地盤調査を行い、適した工法で改良を行っていきます。
表層改良工法は弱い地盤が薄く、直ぐに固い地盤がある場合等に使用します。
図の左を見てください。セメントを土と混ぜ合わせて地盤全体を丈夫にするというやり方です。
図の中央の様に柱状改良工法ではセメント。図の右の様に鋼管杭工法では文字通り鋼管を打ち込む事で建物を支えています。
杭によって支えるという点に関しては、同じ考え方です。
ほとんどの場所では、柱状改良法が選ばれています。
トラックに乗っている機械がプランターと呼ばれている機械で、ここでセメントと水を練り混ぜていきます。
次に、ショベルカーの先端がカスタマイズされたような機械にホースで繋ぎ、先ほどのプランターで練り混ぜられたセメントと土を混ぜながら杭を作っていきます。
先端は掘り進めるために爪が付いており、中心にある丸の部分からセメントが流れてきます。
土を掘りながらセメントを練り混ぜ、直径50cm程の杭を作っていくのです。
基礎伏図を基に、荷が掛かってくる部分を支える様に杭を配置していきます。
家が建つと全く見えなくなってしまいますが、まさしく「縁の下の力持ち!」
見えない所で私達の家を守ってくれる大切な地盤改良です。
The author
施工管理
小森 将弘Masahiro Komori
施工管理を担当させていただいている、小森と申します。皆さまの夢が詰まった家づくりを、お施主様と業者さんとの架け橋としてお手伝いさせていただいています。「建てて良かった。」と思える家づくりを目指していきますので、宜しくお願い致します。