フローリング選び その3 フローリングのデザイン
みなさん、こんにちは!
愛知県一宮市&稲沢市で
自由設計×高性能×低価格な注文住宅を建築している細田建築です(^^)/
貼り方ひとつで空間の印象が変わる!フローリングのデザイン
前回は、無垢材とその種類について紹介していきました。今回は、フローリングを選んだその後、
フローリングの貼り方のデザインについてご紹介していきます。貼り方ひとつで空間の印象がぐっと変わりますので、
じっくりと検討していきたいですね。
フローリングの貼り方はどうする?
フローリングは貼り方の違いでも、空間の印象をがらりと変えることができます。単純な向きだけでも、居室内の長手方向に
沿って張っていくことで、奥行き効果で空間が広く見える作用があります。また、張り方のパターンも豊富です。
あまり見かけないデザインもありますが、参考までに代表的なものをいくつか紹介します。
住居で見かけるのは「定尺貼り」や「乱尺貼り」、「斜め貼り」などでしょうか。「パーケット」は学校や図書館などで
比較的よく使われていたパターンで、どこか懐かしさを感じる人もいるかと思います。
「パーケット」や「ヘリンボーン」などの幾何学的な貼り方はオーダーメイドの場合は価格コストが高くなりますが、
そういした貼り方を前提とした既製品も販売されおり、比較的リーズナブルに仕上げることもできます。
流行りは幅広フローリング
フローリングの木幅は、空間の広さと施工性に合わせて選ぶのが合理的です。一方で流行りも緩やかにあり
近年は広い板幅が好まれる傾向にあります。幅広と言われていた120mm幅はもはやスタンダードになりつつ、
より広い板幅を扱うメーカーが増えてきました。
ただし、天然木を使うフローリングの多くでは1本の丸太から切り出して加工しているため、幅が広い方が希少性が高く、
価格も高くなる傾向があります。また、木幅が広いほど膨張収縮の比率が高くなるので、取り扱いにも注意が必要です。
同じ面積でも木幅によって板の枚数が変わり、木目の見え方も変わります。幅広のフローリングは空間にゆったりとした
印象を与えると言われていますが、小さな部屋では返って圧迫感を与えてしまう可能性があります。
人によって感じ方は異なるので、さまざまな幅で比較してみるのがおすすめです。
The author
インテリアコーディネーター
三輪 利江Rie Miwa
私自身3人の息子を持つ母親としての経験を活かして、いつまでも愛着の持てる家づくりと、住む方の物語を込めたデザイン、お客様の生活の質を向上させる住空間を目指しています。お客様と共に笑顔あふれる家づくりのお手伝いをさせていただきます。お気軽にご相談ください。