寸法の測り方
みなさんこんにちは(^o^)/
愛知県一宮市・稲沢市を中心に
自由設計×高性能×低価格な注文住宅を建築している細田建築です。
以前ブログでご紹介したこちらの道具。
名前覚えていますよね?
そう、コンベックスです。
何気なしに寸法を測るのに使っていると思いますが、ちゃんとした使い方をご存知でしょうか。
コンベックスは先端に金属製の爪があり、わずかにスライドするようになっています。
このスライドする理由をご存知でしょうか。
寸法を測る時に壁などに押し当てて測る時。と、板などに引っ掛けて測る時にこのスライドする爪が関わってきます。
まず、壁に押し当てて測る時は爪を含めた長さを測る事になります。
写真から見ると爪の外側からの距離を測る事になります。
続いて、引っ掛けて測る時は爪を含まない長さを測ります。
写真で見ると爪の内側からの距離を測っています。
そうなんです。
この2パターンの測り方に対応できるように、爪がスライドする作りになっています。
コチラは、板に記した墨からの距離を測ろうとしていますね。
さて、正確な寸法は測れているのかな?
あぁっ!
横から見ると、爪が倒れていて正確な寸法が測れていません><。
こんな時は100切りましょう。
100切る?
こんな感じで10cm(100mm)を基準として測ります。
そうすることで、爪がグラグラする事も無くぴったりと寸法を測ることが出来ます。
注意点としては、スタートが0ではないので数字間違いをしない様にすることです。
100切りで20cmを測りたい場合
「基準点の10cm」+「測りたい20cm」=30cmの所で印を打たないといけません。
これを間違って20cmの所で印をしてしまうと・・・
「測った20cm」-「基準点の10cm」=実測「10cm」
となってしまいます。全然違う寸法になってしまいますね。
DIY等で活躍するコンベックス。
正しい使い方をマスターして、間違えの無いようにしていきましょう。
The author
施工管理
小森 将弘Masahiro Komori
施工管理を担当させていただいている、小森と申します。皆さまの夢が詰まった家づくりを、お施主様と業者さんとの架け橋としてお手伝いさせていただいています。「建てて良かった。」と思える家づくりを目指していきますので、宜しくお願い致します。