快適でエコな照明手法
みなさん、こんにちは!
愛知県一宮市&稲沢市で
自由設計×高性能×低価格な注文住宅を建築している細田建築です(^^)/
電気代の高騰により高まる、日々の暮らしの省エネニーズ。
省エネだけでなく、快適な「シンフォニーライティング」を解説!
物価の上昇や電気代の高騰などにより、家計の負担は増大していますよね…。こうした状況で、日々の暮らしにおける
省エネのニーズはますます高まっているのではないでしょうか?
家庭内での消費電力の約10%を占めるのが「照明」です。あらためて、照明の使い方を工夫することで、
省エネに繋げることができるポイントを、お伝えしていきたいと思います!
家庭における家電製品の一日での消費電力割合
世帯当たり電気使用量13.1kWh/日(夏季)(平成30年)
ZEH基準の照明提案で、ぬかりなく省エネ
住宅での省エネ基準といえば「ZEH」です。つまり、ZEH並みの照明提案ができていれば、照明における省エネは
バッチリということですね。
ZEHにおける照明基準とは?
主たる居室において
1.全ての照明器具がLEDであること
2.「多灯分散照明方式」を採用していること
3.調光器具を採用していること
シンフォニーライティングで省エネなのに明るく
「シンフォニーライティング」という名称で「多灯分散照明方式」といいます。
「シンフォニーライティング」は省エネかつ快適。省エネだけども我慢しなくてよい照明手法です。
中心のあかりとまわりのあかりの組み合わせになるので、手元もお部屋全体もバランス良く明るくすることができます。
さらに、シンクロ調色を採用することでシーンに最適な色温度を選択でき、より省エネに!
役割の異なる複数の照明器具が過不足なくお部屋を照らし、生活に必要なだけの明るさを確保しながら、
陰影のある空間づくりにも貢献していることが分かります。
ほかにも、お手軽な省エネ手法
部分使いの場合でも、器具の種類や使い方を工夫するだけで省エネになります。
【調光】
同じ明るさの器具でも、調光器具を採用。明るさを適度に抑えることで雰囲気がよくなり、その分だけ省エネに。
【センサ】
消し忘れが多い玄関や廊下、トイレ、ウォークインクローゼットなどの照明にセンサタイプを採用。消し忘れがなくなり省エネに。
しかも、ハンズフリーで点灯するので、荷物をいっぱい抱えて出入りする玄関ではとても便利に。
荷物で両手がふさがっていても、自動でON/OFFするので便利。
スイッチに触らないので、衛生的です。
人を検知して
自動で点検。
人がいなくなって
しばらくすると、自動消灯。
目立ちにくいけれど、とても大事なあかりの設計
住宅の様々な仕様を決める中で、キッチンなどの水回りなどに比べてあかりは脇役のように思えますが、
実はとても重要な要素だということを改めてお伝えします。比較的少ない投資で空間の雰囲気が格段にアップするとともに、
省エネというその後のくらしの中で、長くありがたみを実感できる効果もあると思います。
画像 Panasonic (株)
The author
インテリアコーディネーター
三輪 利江Rie Miwa
私自身3人の息子を持つ母親としての経験を活かして、いつまでも愛着の持てる家づくりと、住む方の物語を込めたデザイン、お客様の生活の質を向上させる住空間を目指しています。お客様と共に笑顔あふれる家づくりのお手伝いをさせていただきます。お気軽にご相談ください。