中々見れない天井の下地組み
みなさん、こんにちは!
一宮市・稲沢市を中心に高性能低価格の注文住宅をぞくぞく建築中の細田建築です(/・ω・)/
早いもので4月も中旬を過ぎちらほらと緑が増えてきたように感じます♪
今年の春は気温の寒暖差が大きく体調管理も大変ですがみなさんはお変わりなく
お過ごしでしょうか?
コロナ蔓延も終息の目途が立たない日が続きますが引き続き万全な予防を心掛けましょう!
さて、先日現場に行くと大工さんが天井下地の造作をしておりました(´・ω・)
なので今回は普段、中々見ることができない「天井下地の造り方」についてご紹介したいと思います!
↑大工さん頭上の格子状のものが天井下地です
そもそも天井下地って何?( ゚Д゚)
みなさん、今のお住まいの天井の仕上げはどうなっていますか?
多くの方はクロス仕上げになっているのではないでしょうか?
では、クロスを天井に貼るにはどうしたらいいでしょうか?
↓↓答えは天井にプラスターボードという下地材を貼ることです↓↓
そしてこのプラスターボードを固定するには短い間隔で釘を打たなければいけません。
その釘を打つ為に細かい格子状の天井下地が必要なんですねφ(..)メモメモ
次に天井下地に使用する材料についてです!
↑右側の角に集められている材料は通称30/40と呼ばれている
縦横30ミリ×40ミリの下地材で、
↓大工さんが手に持っているのは胴縁(どうぶち)と呼ばれている
ヒノキの下地材です。
上の写真は30/40に胴縁(ドウブチ)を釘で留めている作業中の写真です。
よく見ると大工さんが使っている胴縁には節があまりありませんね~
上に2枚の写真が有ります。皆さんはこの写真の違いがわかりますか?
1枚目の写真は材料に節が目立っている材料です。
それに比べて2枚目の写真は余り節が目立って無いと思います。
大工さんは現場に搬入される材料を見て節が目立つ材料・節が目立たない材料を分けて
それぞれ適している箇所で使い分けてくれています。
今回の天井の下地を作る際に年数が経つにつれて材料が節の部分から曲がる恐れがあるので
節が余り無い胴縁(ドウブチ)を使って天井下地を作ってくれます。
大工さんは目に見えなくなる部分もしっかりと考えて作業をしてくれています。
大工さんの職人技は偉大です。
職人技は他にもたくさんあるのでまたご紹介させていただきます。
是非、チェックしてみてください!!